風土が織りなす心地よさと共に、被災地の願いや葛藤、
想いを感じていただければと思います
認定ガイド
三浦友幸
ニックネーム:ともくん/ともさん
気仙沼市議会議員・NPO

私の座右の銘

知識に愛情をこめて応用すると知恵になる

休日の楽しみ方

空いている時間は海の写真を撮ったり、浜辺を歩いたり、カフェでゆっくりしています。

経験・資格

1980年生まれ、宮城県気仙沼市出身。山形県に大学で4年いました。
(一社)プロジェクトリアス代表理事、気仙沼市議会議員、防潮堤を勉強する会発起人、大谷海づくり検討委員会事務局長。防災・減災CSOネットワーク(JCC-DRR)、3.11研究会所属。
資格:気仙沼観光推進機構認定観光ガイド・自然体験活動指導者(NEALリーダー)・上級救命講習受講。
<被災経験>震災前は地元で塾の講師をしていました。東日本大震災により被災。津波により自宅と母親を失いました。半年間避難所の事務局運営を経験。その後、2年半応急仮設住宅で暮らしました。被災した地域を復興させるため、有志でまちづくり協議会(大谷里海づくり検討委員会)を立ち上げ、現在も運営に携わっています。
<NPO活動>避難所解散後、復興支援に関わるNGOに入職。その後、広く市内各地のまちづくり協議会や支援団体をサポートする地元のNPOに移籍。現在は議員とNPO両輪で活動しています。
<防潮堤問題への活動>震災の復興事業として行われている防潮堤計画に対し疑問を感じ、勉強会や住民参加の署名など、反対運動とは異なる様々な活動に参画。また地域での合意形成を行ってきました。計画変更に携わった大谷海岸は、2016年日本自然保護大賞を受賞。共著:「ゴーストタウンから死者は出ない」(人文書院)、執筆:東日本大震災100の教訓。提言・登壇:第3回国連防災世界会議、日弁連公害対策委員会45thシンポ、G7伊勢志摩サミット2016、内閣官房海洋政策会議、日本学術会議社会学分科会等。

私のベスト3

気仙沼の食べ物(魚編)
1.カツオの刺身
2.メカジキのステーキ or メカジキと大根の煮物
3.さんまの塩焼き

気仙沼の食べ物(果物)
1.唐桑のりんご
2.階上のいちご
3.大島のブルーベリー or 大島のゆず

私の好きな気仙沼

私は三陸の海が大好きです。三陸海岸は山と海が近く、私たちは背に山を持ち、目の前に海が広がる。それが私たちの暮らしです。三陸の海とはそういう海です。海は毎日違った表情を見せ、私たちを魅了します。そして、まちには海から育まれた文化が根付いています。気仙沼の人たちは震災を受けてもなお、海と共に生き、暮らしています。

記憶に残る旅、旅行

自分には、震災でお世話になった人がたくさんいます。その人たちのところに会いに行くことが一番の楽しみです。流された自宅跡地の瓦礫を撤去してくれたのは、主に鎌倉の方々でした。 講演や勉強会で遠くに出かけた時は、少し時間があれば、お世話になった方々のところにふらっと立ち寄ります。どこがいいというより人に会いに行く旅が好きです。

気仙沼に訪れるゲストへメッセージ

被災地には数えきれないストーリーがあります。そこには多くの人の願いや葛藤、想いが込められています。この三陸の自然や暮らし、風土が織りなす心地よさと共に、それを感じていただければと思います。そして、もしよければ、気仙沼の人たちとつながって、その人たちに再び会いに来ていただければと思います。